血圧の正常値は、時代と共に変わってきています。ほぼ4年ごとに改訂され ている関係機関による基準値は、改訂ごとに、厳しくなってきています。血圧 の基準として、広く採用されているのは、世界保健機構が定めた基準値です。
日本では、日本高血圧学会による『高血圧治療ガイドライン』が2009年1 月に改訂されています。これらの文献によると、正常血圧は、収縮期血圧が1 39mmHg未満、拡張期血圧が85mmHg未満となっています。また、高 血圧は、血圧が、140/90mmHg以上で、1度、U度、V度に分類され ています。そして、収縮期血圧が、100mmHg以下、拡張期血圧が60m mHg以下だと低血圧とされています。ガイドラインでいう血圧とは、病院、 保健所等で、医師や看護師により、測定された血圧を指します。病院で測定す る血圧を“診察室血圧”“随時血圧”と言い、家庭で測定する血圧を“家庭血 圧”と言います。
家庭血圧のほうが、一般的には低いのですが、人によっては、家庭血圧の方が 高い場合もあります。これを『仮面高血圧』『逆白衣高血圧』と言います。 病院で血圧を測定できるのは、多くても週1度くらいです。家庭血圧のほうが 高い場合、家庭血圧の測定は、重要になってきます。血圧は、毎日、同じ時間 、正しい姿勢で測る必要があります。血圧を測ったら、記録をつけることも大 切です。毎日きちんと記録をつけ、医師に見せ医師の診断を仰ぐ必要があ ります。
また、一年を通しても、血圧には変化があります。朝晩で変化が
あるのと同じです。体調によっても、変化があるので、記録をつけるときには
、体調の変化も書き足しておくと良いでしょう。血圧は、低くても、身体に不
具合が起こりますし、逆に高くても、様々な病気
の危険因子にもなります。
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